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組織細胞療法の治療例

••••気管虚脱の治療•••

正常な場合、気管が潰れないように気管軟骨によって丸いかたちが維持されています。

しかし、軟骨が柔らかくなる事によって形が保てなくなり、つぶれやすくなることで気管虚脱が発生します。

気管虚脱の好発犬種は小型犬や短頭種で、6歳以上の太った犬に発生が多いです。

主な症状はガチョウの鳴き声のような咳です。重症化すると不眠症や酸欠を起こす事があります。

一般的な治療は鎮咳薬、抗炎症薬による対症療法になります。

当クリニックで行う気管軟骨の維持、再生を目的とした組織細胞療法により、症状の緩和、改善が見込まれます。

治療だけでなく、体重管理や首輪を避けたハーネス管理など、生活の中で出来る予防についてのアドバイスもさせていただいております。

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••••猫の関節炎の治療•••

変形性関節症という病気が原因となることが多く、猫全体では3割、12歳以上では9割が罹患しているという報告もあります。スコテッシュフォールドに関してはほぼ100%発症します。これらは加齢、肥満、外傷、遺伝などによって関節軟骨の摩耗や破壊が進行することで発症します。猫は痛みを感じていることをご家族に対して隠すため、発生に気づくことは簡単ではありません。しかし、発見が早期であるほど痛みのない快適な生活をすることができます。

変形性関節症が疑われる行動の変化 

・以前は登っていた高いところに登らなくなる。 

・階段の登り降りの際に、うさぎ跳びのように後ろ足で同時に跳ねる。 

・高いところから一度に飛び降りず、伝って降りる。 

・爪とぎをしなくなる 

・他に、グルーミングしなくなる、触ると怒る、トイレの失敗など

一般的な対処法としては、体重のコントロール、消炎鎮痛薬の投与などがあります。組織細胞剤療法では、関節軟骨の消耗や破壊を抑えると同時に修復も行います。

それにより、運動量が増える、おもちゃで遊ぶようになるなど、猫ちゃんが楽しく暮らせるような変化が期待できます。

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••••認知症の治療•••

i犬も猫もシニアになり年齢が上がるにつれて認知症を発症する確率は上がります。

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認知症の主な症状 

・ごはんをしょっちゅう食べたがる

・生活が昼夜逆転する

・抑揚のない単純な声で泣き続ける

・同じところをぐるぐる回る

・呼びかけに反応しなくなる

クリニックでの治療法は、健康な脳の細胞剤を皮下注射します。

​脳の細胞剤は何種類かあり混ぜて使うこともあります。健康な脳の細胞エキスにより認知機能が正常化することを狙います。

​認知症になるとご家族の生活に支障をきたすこともあり、悩まれている方はたくさんいらっしゃいます。

​ご家族も笑顔で過ごせるようお手伝いさせていただきますので、悩まれている方はぜご相談ください。

••••白内障の治療•••

白内障になると外科手術をしない限り完治は難しい病気です。
とはいえ、白内障になる動物のほとんどがシニアなので、手術をためらう方が多くいらっしゃいます。
​手術をしない場合は進行を遅らせることが重要となります。
白内障は、一般的に内科的の治療として目薬による治療が行われます。

​当院でも目薬を処方しますが、当院が扱う目薬は細胞剤が入っています。

​細胞剤が入った目薬は、進行を抑えるだけでなく緑内障やぶどう膜炎など、白内障による合併症を防ぐことも期待できます。

すでに進行していたり、合併症が起こっている場合は、網膜・眼球・角膜・視神経・脈絡膜・血管の細胞剤を注射して治療をします。

目が白く濁って見える、物にぶつかることが多くなってきた等は白内障のサインかもしれません。

​進行する前にぜひご相談ください。

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